IT業界が欲しいのは開発が出来る人!プログラミングだけでは・・・



プログラミングをする方が最近増えているかと思います。

仕事でプログラミングを行う職業プログラマ、趣味でプログラムを行う趣味プログラマ、就活のスキルために勉強するプログラマ等、最近色々あるみたいですね。

ただ、プログラムが出来る=開発が出来るのではないのです。
プログラムと開発って似て非なるものです。
そしてIT業界が欲しいのは開発が出来る人間です。

開発ってプログラミングのことでは?

厳密には違います。
開発とはプログラミングを含めたソフトウェアを作ることです。

例えて言うなら開発は家を建築し終えるまでことです。
プログラミングはその中で大工の作業のみしか担当していません。

一連の工程を家を建てることに例えてみると以下のようになります。カッコ内は開発の作業。
お客様と家のことを決める(要件定義)

設計(設計)

基礎工事(インフラ系作業)

建築(プログラミング)

内装・外装(デザイン)

引き渡し(リリース)

後日対応(保守・運用)

詳細としてはもっと色々ありますが、こんな流れです。

IT業界が欲しいのは開発が出来る人

IT業界が欲しいのはプログラミング能力だけではなくて、設計やデザイン、その後のシステムの保守・運用が出来る人です。

確かにプログラミング能力が高ければ即戦力にもなれますが、長い目で見ると設計やシステムの保守性等を考えられる人が欲しいのです。

尚且つ、小規模でも1人だけで開発することはないのでコミュケーション能力も求められます。

何故プログラミング能力だけではいけないのか?

プログラミング能力だけでもIT業界でやっていけるかとは思います。
ただ、そうするとプログラミングだけでは使用する言語によっては流行り廃りにも影響を受けたりしますし、実際問題としてプログラミングだけだと単価が上がらない・・・

フリーでやっているのなら問題はありませんが、会社に入って仕事をする上ではどうしても後輩や部下が出来るようになってくるので管理能力も問われるようになってきます。

開発を学ぶ

多分一番学べる方法としては複数人で開発をしてみることです。
実際のチームとして仕事をして見ると色んな問題点が見えてくると思います。
設計書が書けないや、コードが汚い、報連相が出来ないなどなど・・・

1人でも、開発自体は出来ますが指摘してくれないと中々気づけ無いんですよね・・・

最後に

自分もプログラミング自体は好きだから、プログラミング能力あればIT業界に入れると昔は思っていましたが、開発となると色々と難しいです。
最終的には火事場が続いても仕事が続けられる体力と精神を持つ者だけだったり・・・


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