プログラマと一般人で意味が異なる言葉をまとめてみた
職場で話題に出たので、「プログラマと一般人で意味が異なる言葉」まとめてみました。
Twitterでも一時期ハッシュタグがあったようですね。
バッファ
IT用語では一時的にデータを貯めるところのことを指しますが、最近ではスケジュール調整などの際にある程度余裕を取る際に「バッファを持たせる」などの意味で使うことがあります。
デフォルト
デフォルトって「初期値」としての意味で使うことが多いのですが、金融業界の方にとっては「債務不履行」って意味になるのでなるべく使われたくない言葉です。
ZIP
ファイルの圧縮形式の1つが「zip」ですが、郵便番号をZIPコードと呼ばれることがあります。こちらは運送業界の方と混同しやすい言葉です。
殺す
IT業界で殺すって意味は大体「プロセスを強制終了させる」って意味ですが、
知らない人が聞くと危ない人と思われるので気を付けましょう。
プロセスが死なないと「こいつ殺しても殺しても生き返る!」って叫びたくなります。
メモリ
最近、スマートフォンの販売コーナーを見ていて販売員の一言の「メモリが16ギガあるんです。」って発言に私がびっくりしました。PCだとメモリはRAMのことを指しますが、スマートフォンだとRAMとROM、フラッシュメモリを積んでいるのでメモリの一言だと、どっちを指しているのかわかりません。
あの表記って勘違いや、SEO対策でわざと混同しているのではないかと思ってしまう。
コミット
某CMで結果に「コミットする」とありますが、IT業界ではDBやSVN、Gitを使用しているのであれば聞いたことあるはずです。
DBはトランザクションの確定、SVNやGitはファイルの変更ではリポジトリに反映させる意味で使用されます。
本来の意味は関わること、約束することを意味するようです。
舐める
プログラムなどを総ざらいする時に使います。
スパゲティ、スパゲティソース
プログラマにとって大嫌いなもの、プログラマにとってはスパゲティコード(難読性コード)を指してます。
落ちる
サーバーやパソコンがシャットダウンすることです。
運用中のシステムが落ちると冷や汗もの・・・
おまじない
プログラミングをする時に入れないといけないけど、説明や理解が難しいコードのことです。
この言葉使うのは古代種の生き残りの可能性が高いと書かれていました・・・
私は古代種か!?
ちかん
置換です。文字列などの置き換えのことを言います。
「痴漢痴漢言わないでください」って言われたことがあります。
叩く
プログラムを実行させることです。
吐く
出力を行うことを吐くって言います。
これは実際に昔のコンピュータがログとして紙を出力している様子からです。
swift
プログラミング言語です。
車のスイフトも同じ綴りでした。
コード
ソースコードを指します。
一般的には物理的なケーブルですね。
挿入
値を入れること。
DBに値を入れるSQLが「INSERT」から来ています。
2,4,8,16,32,64,128・・・はキリがいい
仕事で「ここはキリよく32文字までにして」ってこないだ言われました。
2進数でキリが良く感じるのはおそらく理系の人だけです。
普通は10進数が基本です。
まとめ
調べたり考えたりしたら色々ありましたが、普段意識しないで使ったりすることがありました。
これだけ異議同音があるから、私もお客様と話したりする時に気を付けなればなりません。
ちなみに下はTogetterのまとめです。
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